<宿泊拒否>熊本のホテル廃業へ アイスター社長が表明

このニュースを最初に聞いたときは「へー」くらいの軽い気持ちでしたが、ホテルの言い分が「うちは悪くない。国や県がハンセン病について啓蒙していないのが悪い」と自分たちの不勉強を棚に上げて責任転嫁してて、とても客商売やってる人の意見とは思えなかったのが笑えました。
とかいいつつハンセン病についてはっきりした認識を持っていなかったので今回調べてみました。ハンセン病についてはこちらに詳しいです。ハンセン病患者の隔離施設の菊池恵楓園園長、由布雅夫さんが小学校で講演した内容なんですが、ハンセン病の解説と薬の開発、あと国が行ってきた誤った政策が簡潔に述べられています。
このホテルを経営しているところは株式会社アイスターといいます。化粧品の会社です。ハンセン病が顔貌が醜くなってしまう(なーんて書くと差別だ!とかいわれるかもしれないけどぼくは元患者さんの顔を直視できる自信が無いから正直に書きます)病気なんだから、外面を美しく見せる化粧品を作っている会社がハンセン病について知らないなんて無知だと思います。その上酒井氏より届いた抗議文に対し、弊社秘書室長よりの返信メール 。これって公式見解ってことですよね?アイスターのサイトからは削除されてますけどGoogleのキャッシュに残っていたのはこの会社らしいというか。
まあ廃業の真相はこんな変な騒動して客足が遠のいただけだと思います。