音楽は誰のモノか?

音楽配信メモ行って後回しにしていた記事を漸く読んで激しく後悔。もっと速く読んでおけばよかった。

「この手の海賊行為の責任の多くは音楽業界にある。業界はすぐにこの問題に触れなかっただけでなく、P2Pユーザーに格好のスケープゴートを提供してしまった。多くのキッズはP2Pソフトの使用を正当化する時に、どうせレコード会社はアーティストに金を払わないのだから、傷つくのはレコード会社だけだと指摘する。これは明らかに間違っている。アーティストは食物連鎖の底辺にいるのだ。売り上げが急落したり、レコード会社がプロモーションを減らしたり、新人アーティストとの契約を減らしたり、所有している将来性のあるアーティストの数を減らした時に、最も打撃を受けるのは彼らなのだ。アーティストは明らかに影響を受けているが、多くの人は音楽業界が金持ちの多国籍企業によって支配されていることを知っているので、アーティストの痛みは表に出てこない。」

言われてはじめて気が付いた。新人がデビューしにくくなるのはアーティスト自身もレコード会社もリスナーも損だ。新しい音楽が聴けなくなるんだもの。レコード会社も問題山積みだけど全部の責任をレコード会社に背負わせるだけでなくリスナーも著作権やアーティストのことを意識して行動しないといけない。
ってそこまで深く考えて音楽に接する人はあまりいないよなぁ。自分の生活に直接響く日本の政治でさえ無関心な人ばかりなのに高々3000円のものを買う/買わないを決めるのに、ねぇ。
でも考えないと相当やばいところにきてるのも事実。音楽が生活の一部、または人生の一部だと思ってる人は全員考えるだけでも良いからしてほしいです。