KILL BILLvol.2見てきた。

はい、見てきました。感想はですねーよくわからなかったというのが正直なところです。
見所はたくさんありました。ビルの弟、バドのダメ男っぷり、エル・ドライバーの悪女っぷり(それはもう萌えるくらいの)、ビルの「男の美学を語ってます」みたいな佇まい、パイ・メイ師匠の髭の可愛がりっぷりなどは必見です。ブライドの修行シーンだけフィルムの質感が変わって顔のアップ→急にカメラが引いて全身写す(時々ピントが合わなくなったりする)、と中国の映画みたいなカメラワークになったりとそういう点も面白かったです。
でもvol.1と比べると痛快無比な娯楽作ではなく、フィルムからいろいろなものを読み取る能力が要求されてる気がして難しい映画になっちゃったなぁという印象をもちました。それを最も強く感じたのが最後のビルとの対話シーンです。対話なので厳密には読み取るではないのですが、2001年宇宙の旅の終盤と似てる感じがしました。
我ながら良く分からない話になってきましたが、もう一度見てみないと変なもやもやは晴れそうに無いので今回はこのあたりで止めます。いまのぼくの見解は、手放しでこの作品を褒める事は出来ません。これはぼくが消化していない結果なだけなので、他の人にはぴったりフィットするかもしれないです。