Herikesenさんへ私信。

私信も何も自分とこなので何やっても良いんだがそれはさておき。
まずコメントをされた事を今日の朝まで気が付かなかった事をあやまります。メール全然チェックしていなかったので。すいません。
いきなり余談ですが、最近毎日ネット上の記事を取り上げる行為をしていると、自分の中の統一理論的なものが徐々に形作られている感じがして、とても面白いです。抽象的で極私的なことなんで巧く言えないのですが。
本題の子供を教育する事ですが、教育する人が自分の子供時代の事をさっぱり忘れて話しているのがどうも気に入りません。キレる、キレないって今に始まった事ではないと思います。ぱっと思いつく古い例はまんが「はだしのゲン」でしょうか。もっと文献をあされば「キレる子供」なんて古今東西世界各国にあると思います。
それを今更「キレる子供が多くなってきた、大変だ!!」って大騒ぎするのは激しく「ハァ?」って感じです。herikesenさんも言うように、キレない人間は人間ではないと思います。というか、少なくとも動物なら「キレる」状態はあると思います。例えば飼っている動物が飼い主を噛む時とか。そういうものも十分「キレる」と言えると思います。
でも最近の子供のキレた後の行動に問題があるのは理解できるので(マスコミがセンセーショナルなところのみ拡大して報道している可能性もあったりして実態は不明なんですが)、そう言った行動をどう抑えるか、を考えるのは有効だと思います。その一環として心の教育はやるべきだと思います。ネットマナーも今後絶対必要になると思うので心の教育に入れて行うべきです。ですが今の学校にそんな余裕は多分ないでしょう。
今の教師は多分上から与えられた教科書の内容を子供に教えろ、と言われているだけな気がして、それでは本当の教育(子供を徐々に大人にすること)にまで手が回せられないと思います。いわゆる「感動体験」も感動できる場を学校が提供するべきだと思うのですが、それもできない。そんなんじゃあキレる子供がどんな行動をするか誰にも分かるわけないです。
ならどうすれば問題は解決するか。教室数と教師の数を倍にすれば良いと思います。冗談でなくてとりあえず教師が働きやすい環境を文部科学省が作るべきです。そうすれば教師に余裕が出来て子供たちを一人一人じっくり観察して適切な行動が出来るでしょう。
これやると教育関係の予算がとんでもない事になりますが、教育こそ国の未来に直結する財産です。国防費も大事だけど、それ以上に子供には投資するべきです。子供一人一人が将来国を背負うのだから、十分に手間隙かけて育てないといけないと思います。それがもう大人になってしまった者たちの義務だと思います。
…なんか尻切れトンボ気味ですが勘弁してください。うまく纏まりません。