不思議な罪悪感

これ読んで書くことを決心。
日付的に昨日の話です。会社でごみ捨てやってたんですけど、向こうから女子高生2人組が話しながら歩いてきてたんです。けっこうごみの量があったものですから、ごみを載せた車からごみ捨て場まで2往復ぐらいすると鉢合うかなーとか思いながら作業してたら案の定その通りになって「ゲ」と思いました。
若い女性は当然好きですが、自分、情けない事にそういう場には慣れていないものでそういう状況に置かれるとパニック状態に陥ってしまって全くダメなんです。いや別に話さなきゃいけない、って状況でもないのにパニックになる自分はチキンすぎて如何なものかって感じなんですけど、なってしまうのですよ。
で先に右の女の子みてニキビ面で「若いなぁ」とパニックに陥りながら思って、次いで左側の女の子みるとなんか胸元がはだけてたんです。いや、そう、あなた方が想像するようなはだけ方ではありませんよ?今風の言葉で言うと「乳間」?。さりげないファッションとしてやってる感と気温の関係で冷却効果を高めた、いわば趣味と実益を兼ねたはだけ方だったのですけど。
でも意外と「ばっ」と開いていて凝視した自分がいたのを知っています。なぜなら見た瞬間「あんまり乳ないなぁ。あ、あれあせもかな?」とか確実に思っていたからです。
そんな「めぐりあい(asin:B00009P68S)」が流れるくらいの主観時間としては長いけど、客観時間としてはほんの1,2秒の短時間が過ぎた後、それでまたパニックに陥り、車のサイドミラーに体をぶつけながらごみ捨てを続けました。
そのあとふと思い返したんです。左側の女の子の顔を全く見ていない事に。胸元だけ見て顔も見ていませんでした。もう全然覚えていません。確かに右の女の子を見たとき、左の女の子にも首から上が付いていたことは覚えていますが、目のつくりやら鼻の形やら全く記憶に無いのです。そこで初めて罪悪感を抱きました。目を合わさずともあごの先ぐらい見ても良かったのではないか?というか乳しか見てないって思いっきり変態じゃないかよ。というかそうなるとおれはあの女の子2人組に確実にエロオヤジとして今日明日の話題になるのではと考えがすぐにエスカレート。「あのおっさんさー、○○の胸じっと見てたよー」「うわなにその変態、キモー」「ホントマジシネって感じだよねー」等という会話のネタにされるのではと。そしてなにより、自分が同年代男性の代表者として彼女らの「大人ってこの程度だよね」という考えが定着してしまうのではと。
そしてなにより自分のエロさ加減に呆れました。そのあと自分の脳内で彼女らに「女性は胸だけではないのは分かっている。心も当然重要だ」等を中心意見とする異議申し立てをしたり、同年代の男に「女子高生の胸元がはだけていたらそちらを見るに決まってるよな?」と演説をぶってみたり、またエロい自分にがっかりしたり、という考えが30分くらいループしていました。