見てきました。

レボレボに決まってるじゃないすか。


いきなりネタバレなこと言わせて貰うと「どっち行っても同じだったな」ということです。


「リローデッド(以下リロ)」ではいろんなところが不完全燃焼で残念だなぁと思っていましたが、
レボレボ」ではリロに於いて張られていた伏線がきっちり消化されていて気持ちよかったです。
主人公たち三人を生かすために努力するサブキャラクタの働きも不足なく描かれていて。しかも「よーやった」と肩叩きたくなる感じもでててよかったです。
アクションシーンはリロや1stと比べるととても少ないのですが、その分新しいアイデアでカバーされていて、スミスとの決闘シーンも見どころ満載で素晴らしかったです。というか決闘シーンはまんまドラゴンボールでした。サイキックフォースといっても構いません。あとスミス多すぎw
個人的ヒットだったのはミフネ船長です。かっこよかった。
ザイオンに総数20万体の機械どもが溢れかえって、そいつらを100機にも満たない機械人形で反撃するシーンは、
ティム・バートン作品みたいな「報われない努力をする」熱さが描かれていて気に入りました。
不満点はレボレボではザ・ツインズが活躍すると勝手に思っていたのですが、どうやらリロでお亡くなりになってたぽいです。残念でした。
あとキリスト教圏の人が神話を作ろうとするとやはり聖書みたいな話になっちゃうのかな、と思いました。


この三部作は続けてみることを前提としていますが、
無理やりこの三部作に面白かった順位をつけるとやっぱり1stはダントツです。
2ch風に言うと「神」です。
で「リロ」<「レボレボ」です。
レボレボ」は30分ぐらいおきにしっかり見どころが配置されていて、大人の仕事はこうでなくちゃなと思いました。
しかも大風呂敷をしっかり畳みつつ見せ場もあったので(当たり前なんだけどね)素晴らしいなと思いました。
「リロ」ではハイウェイのシーンに力を注ぎ込みすぎたせいか、他のシーンが微妙な感じになったのが残念でした。
ハイウェイのシーンはすごく面白かったんですけどね。
100人スミスvsネオもよかったですよ。でも全体のテンポが悪かった気がしました。


当分このアクション映画を越えるものは作れないと思います。
アクションもファッションも映像もそれらの見せ方もすべて世界最高峰です。
リアルタイムでいい体験できたなと思いました。
ウォシャウスキー兄弟は以後どんな映画を作るのか。楽しみでたまりません(このあとスミスの「ヌゥファファファファファ」笑い)。