ファイナルファンタジー12買った。

我慢できず。しようしようと思っていたけど無理だった。というわけで以下第一印象。

いつのころからか初めてのゲームの場合、オープニングデモはプッシュスタートだの表示が出るまでじっと見る、というのが習慣になっていたのですが、FF12ではその習慣がなしでもそうしていたなぁと思いました。理由はクリスタルのテーマ。最初にクリスタルのテーマを使いやがりましたよ松野サーン。例のハープ?みたいなイントロが流れてきたところで「え、え?」と奇声を発し時間が止まりました。そのあとはいつもの美麗デモで軽く世界の紹介、で冒険が始まるゾ!となったところで第二弾キタ。プロローグの音楽。卒倒。正直言うと半分泣いてた。体が震えてました。もうこの時死んでもいいと思いました。で画面位置調整とかやってスタート。

CG綺麗杉。やりすぎですスクエニ。誰もそこまで頼んでいないってのに細かく描かなくていいです。人物もムービーのときもデモの時もキャラクタの口の動きが声に合わせて描かれていておいおいおいおいと。仏作って魂入れずなんて言葉があるけどこの場合は魂の入れ加減を間違って多くしてしまった感じで参りました。

ストーリーについてはなんともいえません。もう5時間ほどやりましたが、まだ説明書のストーリーからちょっと進んだだけなんで言う資格は無いと思います。ネット上でよく上げられる主人公ヴァンの声についてですが、自然な感じでいいのではないでしょうか。イヴァリースの若者と、現代日本の若者がイコールではないのは重々承知ですが、若者っぽい雰囲気はばりばり伝わってくるのでいいと思いました。

キャラメイクについて。最初だけキャラごとの特性が違っているものの覚えるスキルも覚え方もみんな一緒で、キャラごとのレベルアップで成長するステータス値もみんな同じっぽいのでプレーヤー各自が育成方針を決めなければいけないというかなりアバウトなシステムになっております。これには賛否両論あるようですが、自分としては断然アリ、全肯定であります。
理由は各自が好みで成長させられるという点です。キャラごとの勝手な思い入れや「これはないやろー」と思わず言いたくなることをギャグだけでなく実際やってみることができる点がいいと思います。装備品ごとにボーナスで上がるステータスもあるようなので、そういうところでキャラの個性を出していけるという考えもあります。まだまだやってみないと結論は出せませんが。

戦闘について。これはネットゲーの戦闘だと思うと全てが納得できる仕様です。敵の弱点やステータスををいつでも簡単に確認できるため戦略が立てやすく、かといって簡単でもないというのがいいと思いました。ガンビットを用いての戦闘も頭いいアイデアだと思いました。これはカルネージハートのプログラミングをめちゃくちゃ簡略化したものですが、カルネージハートと違うのはプログラミングが戦闘中でも組替えることが出来る事です。敵の弱点に応じて物理攻撃から魔法攻撃に変更したり等を簡単に変更する事が出来るのがすごいと思いました。戦略がまだまだ選べるコマンドが少なくてもどかしいのですが、これが増えたら戦闘も楽しくなるだろうと予想できます。

他にも何かあったかな。とにかく現時点においてFF12は素晴らしいゲームだと思っています。迷っているんなら買ったほうがいいと思います。